1月27日、「2005年ティグレ新春の集い(東京)」の第一部として、「変動する世界経済とこの国の課題」をテーマにした新春講演会が開催された。
講師は元大蔵省財務官の榊原英資・慶應義塾大学教授。ティグレ会員の皆様をはじめとする約400名が参加された。上田卓三ティグレ会長をはじめ、国会議員の方々も最前列に。榊原教授の分かりやすい講演は大好評。
元大蔵省財務官で現在慶應大学教授を務める榊原氏は「いま世界経済の中心はアジアであることは間違いありません」と語られた。「ミスター円」として知られた榊原氏は、中国・元の切り上げを2007年と予測。そして「小泉首相は靖国神社に行っている場合ではない」とアジアのなかの日本の立場を強調し、協調路線を唱えた。