2007年1月25日、東京で開催された「ティグレフォーラム新春の集い」の第一部として新春講演会が開催された。講師は作家の江上剛氏。
実感なき景気回復や度重なる税制改正で依然混迷が続く中小企業情勢。この環境のなか、我々はどう生き抜いていくべきか。現状を打破するきっかけとなるようなお話を、第一勧銀在職時に様々な企業とのやりとりや混乱収拾に尽力された江上氏に、実体験を基に講演いただいた。
テーマは「2007年経済・世相を斬る」。ウィットに富んだ内容は、原点の重要さからアジア各国の取材で実感されたリアルな視点での日本の中小企業へのエールへと及び、「希望を見出す鍵は、日本の中小企業です」と江上氏は語られた。