2009年1月6日に大阪で開催された「ティグレフォーラム2009年新春講演会」は、PHP総合研究所の江口克彦社長を講師にお招きして催された。テーマは「松下幸之助に学ぶ~なぜ成功したのか」。
昨年9月のリーマン・ショックに端を発した世界金融危機は実物経済にも大きな影響を与え、景気後退から大不況の到来が危惧されている。こうした時、「経営の神様」と謳われた松下幸之助の経営姿勢に触れることは企業経営者にとって大変参考になる。「心の根があって心の枝があり、言葉、心の葉っぱになる」という話をを聞くと、何か、「経営哲学」というよりも「人生哲学」の様にを感じられ、「心根」の重要さを説いているのが印象的であった。