「2015年新春講演会」開催(東京) 講師に明石康氏

「関西の潜在力でアジアの雄に」

 2015年1月28日、東京で開催されたティグレフォーラム主催「2015年新春の集い~安心と信頼のネットワーク」の第一部にて、明石康・元国連事務次長(ティグレ連合会顧問)を講師に「敗戦から70年−日本と世界の平和」をテーマとした新春講演会が行われました。

 明石氏は「日本が戦争で敗北したこと忘れてはならない」とした上で、新しい時代に見合った外交で、平和のために引き続き貢献できる未来を築きたいと語られました。

明石 康(あかし やすし)

元国連事務次長

1931年秋田県生まれ。東京大学教養学科卒業。同大学院を経てヴァージニア大、フレッチャーズスクール、コロンビア大に留学。1957年から国連事務局に勤務し政務担当官、職員組合委員長、事務総長官房補佐官等を歴任。74年から日本政府国連代表部参事官、同公使、同大使。79年より国連事務次長(広報、軍縮、人道問題担当)。92〜95年事務総長特別代表。1997年末退官。現在は(公財)国際文化会館理事長、スリランカ平和構築及び復旧・復興担当日本政府代表、(公財)ジョイセフ会長、神戸大学特別教授、群馬県明石塾塾長などを務める。著書に『国際連合 軌跡と展望』(岩波新書)等多数。