橘悦二ティグレフォーラム代表が張炳煌(ちょうへいこう)老師と日本で再会

張老師と橘会長

 2025年2月13日に、橘悦二ティグレフォーラム代表が、書道家の張炳煌(ちょうへいこう)老師の「書の伝統と変革—e筆書道・張炳煌の書」展を拝覧しました。《張炳煌老師は中華民国絵画協会の2023年度書道部門で金杯賞を受賞されています。》
 張炳煌老師とは、2023年の「納税者権利保護法」に学ぶ研修団で台湾を訪れた際(ティグレ連合会HPに記事)に親交を深め、この度、日本での展覧会の開催をお祝いするためにお伺いしました。

※e筆…張老師は2001年より淡江大学と共に「デジタルe筆」を開発し、伝統的な書道をデジタル化。現在はさらに進化した「智慧e筆」 として、台湾における人文芸術とAI技術の融合を象徴する革新的なツールとなっています。(台湾文化センターHPより)

張炳煌(ちょうへいこう)老師(写真左)と橘悦二ティグレフォーラム代表(写真右)
「書の伝統と変革—e筆書道・張炳煌の書」展

 会場では、張炳煌老師の伝統書画作品とe筆によるテクノロジー書法の紹介映像を上映し、2台の「e筆」システムを設置。来場者は実際にデジタル書画制作を体験できます。同時に展示される「智慧e筆」作品 では、張氏による書法作品に加え、7名の台湾人画家がe筆で制作したデジタルアート作品も展示。すべての作品はデジタル化され、来場者はスマートフォンにダウンロードしてお持ち帰りいただけます。来場者の皆さまも「智慧e筆」を使った書画体験ができます。

【張炳煌(ちょうへいこう)老子について】(「書の伝統と変革—e筆書道・張炳煌の書」パンフレットより)
 張炳煌氏は、中華テレビ番組「毎日一字」に1981年から19年間毎日出演し、台湾での書道の普及に大きく貢献しました。また、中華民国書学会会長を務め、日台を含む各地で書道展を開催し、世界の書道家との交流を行ってきました。国際書道連盟総会理事長、淡江大學教授兼文鍿芸術中心主任、台湾デジタル書画芸術学会理事長等数々の役職についており、日本でも多くの個展や講演会等に参画し、日台書道文化の発展に大きく寄与しています。2024年に「令和5年度外務大臣表彰」を受賞しました。

「書の伝統と変革—e筆書道・張炳煌(ちょうへいこう)の書」展

台湾文化センターHP 展覧会お知らせページ

【開催概要】
開催場所:台湾文化センター
〒105-0001 東京都港区虎ノ門1-1-12 虎ノ門ビル2階
アクセス:https://jp.taiwan.culture.tw/cp.aspx?n=362

■主催:淡江大学/台北駐日経済文化代表処 台湾文化センター
■共催:U-Can株式会社/日本美術新聞社/国際蘭亭筆会/国際書法連盟ほか
■会期:2月13日(木)〜3月14日(木)10:00〜17:00(入場無料)
■休館日:毎週土・日曜日[※3月1日(土)は特別オープン]
■開幕式:2月13日(木)14:00〜15:00(※招待者限定)
■トークイベント:2月28日(金)14:00〜16:00(入場無料)